購買

神谷商会の「ものづくり」の能力をさらに強化・発展させるのがミッション。

社内外の緻密なやりとりで、適正品質を実現。
人と人とをつなぐのが、「商社」の仕事です。

  • 茂野 裕貴 Shigeno Hirotaka
  • 営業支援グループ購買チーム
    マーケティング学部卒
  • ※部署名は取材時(2018年10月)のものです

― 入社のきっかけ、配属後のキャリア
輸送用機器に関わる仕事ができることに魅力を感じ入社

私は静岡県磐田市出身で、名古屋の大学で学んでいましたが、卒業後はできれば地元に戻りたいと考えながら就職活動をしていました。業種は、人と人をつなぐ仕事である商社に関心を抱いていました。特に神谷商会では化成品を扱っており、輸送用機器(自動車)の業界に関われるということが魅力に感じられました。私はクルマ好きで、輸送用機器に携わる仕事をすることに興味があったのです。

入社後は研修を経てまず営業の仕事に配属され、両面テープや接着剤といった化成品の商材を、輸送用機器業界のお客様に提供していました。営業の仕事を5年あまり続けたのち、現在の受注調達グループに異動となりました。

― 現在の仕事内容や、会社の雰囲気
材料の調達・加工においては、「QCD」を意識する

受注調達グループは10人おり、私は調達の業務を担当しています。お客様からのご注文を受けて、製品を作るために必要な材料を仕入先様に発注したり、取引先様に加工作業を手配したりします。特に、私の仕事は「QCD(Quality品質、Costコスト、Delivery納期)管理」をしっかり行うことがミッションです。お客様のご要望を把握した上で、コストをかけ過ぎず、かつ水準を保つ「適正品質」を実現することが何より大切。そのために、お客様あるいは仕入先様との間で打合せを繰り返し、求められる品質についての共通理解を作り上げていくことに心を砕いています。担当しているお取引先様は100社以上になります。

― 仕事の醍醐味・やりがい
自分が担当した部品が、好きなクルマに使われる喜び

お客様からご要望をいただくパターンはさまざまです。図面など詳細まで決まっているケースもあれば、「こういう性能を満たす部品が欲しいのだけど、材料は何がいいかな」といった、漠然とした段階のご相談もあります。そういうときは、どういう仕入先様から材料を仕入れれば良いかと営業と一緒になって検討して、お客様にご提案したりします。そこでは、営業時代の知識や経験が役に立ちますね。やはり、どのように製品が作られるのかを理解していると、仕入先様とも的確なやりとりができますので。

また、自分が関わった製品が自動車の部品に使われたりしているのを、街中でふと見かけたりするとうれしいですね。

― 今後のテーマ・後輩へのメッセージ
神谷商会が扱うあらゆる材料を知悉する存在になりたい

営業時代は、担当していた化成品の商材に注力していましたが、現在はアルミニウム他の非鉄金属など神谷商会が取り扱う材料全般に目配りする必要があるので、範囲を広げて勉強中です。ひと口に材料と言っても、業界が変わると、慣習や雰囲気が全く違うのが面白いですね。勉強においては、極力「モノ」を見るように心掛けているので、社内の工場など現場に足を運ぶようにしています。

また、業務の中に「管理」の要素が入ってくると、一連の生産管理や品質保証などがいかに重要か、改めて実感できるので、今後はそちらの知識も深めていきたいですね。

Off Time

野球を無心にプレーすることでリフレッシュ
小学校から大学まで野球を続けており、現在も仲間と草野球を楽しんでいます。仕事で考え込むことがあるような時は、思い切りプレーするのが何よりの気分転換ですね。メジャーリーグで活躍したイチロー選手や、いま脚光を浴びている大谷選手のプレースタイルが好きです。自分と同じ左打者というのも、憧れを抱く一因かもしれません。ポジションはセンターかレフトなのですが、最近めっきり恰幅がよくなってしまったので、「キャッチャー?」と聞かれたりするのが悩みです(笑)。